2006年11月13日

右脳について

現在はほぼ否定されているが、脳機能局在を極端に推し進めた仮説として記憶物質説がある。この説は、記憶は特定の分子に符号化して保存されており、この記憶物質を他人に移植すれば記憶が転移するというものである。このような物質は現在まで発見されておらず、また支持する証拠もない。

次に細かい仮説としては、個々の神経細胞が異なる特定の機能を担っているとするものである。代表的なものとしておばあさん細胞(おばあちゃん細胞とも、GrandMother Cell)仮説がある。これはサルなどにさまざまな視覚図形を提示しながら脳の特定の細胞の活動を計測したところ、老女の顔のみに反応する細胞があったとする研究よりこの名がついた。この手の研究では計測した細胞が死ぬため直接的追試はほぼ不可能だが、実験方法への批判としては提示する図形の不備で真の反応特性が計測できていないなど、理論的な批判としてはおばあさん細胞がたまたま死ぬとおばあさんを認識できなくなり脆弱で、ヒトの認識能力を実現するには脳細胞の総数が少なすぎるといった批判があり、現在主流の説では否定的である。
posted by 333 at 18:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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